愛知県の高校を卒業後に、ヤマハエレクトーン・ピアノのインストラクターを経て、地元企業に就職し経理事務に従事

その後、結婚と同時に夫の仕事上の都合でアメリカ駐在生活（計２回のべ9年間ほど）を経験 帰国後に医療事務の資格を取得し、地元のクリニックで事務員として従事行政書士の資格を取得後、「行政書士たなかとしえ事務所」を開設

私はアメリカ駐在中に、２人の子供の出産、子育て、乳がん治療などを経験しています。特に乳がん治療においては言葉が十分に理解できず不安な中、当時の最先端の医療技術による治療を受けられただけでなく、多民族国家のアメリカらしくさまざまな人種の医療スタッフがいる中でも、術後の栄養指導に女性のアジア人の栄養士を付けていただくなど、しっかりとしたサポートも受けることができました。

日常生活でも、国籍や人種の垣根を越えて日常生活を助けてくださりました。

このように多くの外国の方々のサポートにより、現在も再発することなく再出発して元気に頑張ることができ、支えてくださった皆様には言葉では言い尽くせないほど感謝しています。そして帰国後はクリニックでの勤務を通じて、院長先生や看護師さんの仕事を目の前で見ながら、その激務と責任の重さなど驚くことが多々ありました。

また、高齢者の方たちと接する中で、ご本人はもちろん、ご家族が多くの不安や心配事を抱えていらっしゃることもわかりました。

このような経緯から、次は自分が、学んだ法律と書類作成や手続きを通して、地域医療や地域社会に貢献していきたいと思い、行政書士事務所を開設して現在に至ります。